印刷クロスが書籍装丁分野の枠を超えて預金通帳分野へと展開されたのは昭和40年代初頭のこと。磁気通帳用クロスが開発されたのは昭和50年代のこと。装丁用クロスという極めて狭い分野からスタートした当社ですが、時代とともにマーケットを拡大してきました。
　クロス製品やそこから派生した当社の商品群は、いまや人々のライフスタイルに溶け込み、なくてはならないものになっていますが、その開発の端緒が「英国製品に負けない和製クロスを」という創業者の熱い思いに根ざしたものであったことを知る人は多くありません。